PDF をフルスクリーンモードで表示する

フルスクリーンモードでは、PDF ページが画面全体に表示され、メニューバー、ツールバー、ウィンドウコントロールは表示されません。PDF 文書の作成者は、PDF を開いたときに全画面表示になるように設定できます。文書を読むユーザ自身がフルスクリーンモードに設定することもできます。フルスクリーンモードはプレゼンテーションで使用する場合が多く、そのため、自動ページ切り替えや、ページ切り替え時の表示効果と併用することもあります。

フルスクリーンモードでもポインタは使用できるので、リンクをクリックしたりポップアップノートを開いたりすることができます。フルスクリーンモードを使用して PDF を表示するには、2 つの方法があります。まず、ナビゲーションおよび表示倍率関連のコマンドのショートカットキーを使用できます。また、フルスクリーンの環境設定で、フルスクリーンナビゲーションボタンを表示するように設定し、これらのボタンをクリックしてページを変更したり、フルスクリーンモードを終了したりできます。

フルスクリーンナビゲーションバーの環境設定

  1. 編集/環境設定を選択します。
  2. 左側のパネルで「フルスクリーン」を選択します。
  3. 「ナビゲーションバーを表示」を選択します。
  4. 表示/フルスクリーンモードを選択します。

フルスクリーンナビゲーションバーには、前のページ 、次のページ  およびフルスクリーンモードを終了  の各ボタンが含まれ、これらは作業エリアの左下に表示されます。

フルスクリーンモードで文書を読む

フルスクリーンナビゲーションバーが表示されていない場合は、PDF 内を移動するためのショートカットキーを使用できます。

注意: マルチモニタ環境でも、フルスクリーンモードには一方のモニタしか使用しないことがあります。その場合、文書のページを切り替えるには、フルスクリーンモードで表示されている方の画面でページをクリックします。
  1. 表示/フルスクリーンモードを選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • 次のページに移動するには、Enter キー、Page Down キー、または右向き矢印キーを押します。

    • 前のページに移動するには、Shift+Enter キー、Page Up キー、または左向き矢印キーを押します。

    • 表示倍率を変更するには、全体表示にする場合は Ctrl+0/Command+0 キー、実際のサイズにする場合は Ctrl+1/Command+1 キー、幅に合わせる場合は Ctrl+2/Command+2 キー、描画領域の幅に合わせる場合は Ctrl+3/Command+3 キーを押します。

    ページ表示ツールバーを右クリックまたは Control キーを押しながらクリックし、「フルスクリーンモード」を選択すると、ページ表示ツールバーにフルスクリーンツール  が表示されます。フルスクリーンツールをクリックして、フルスクリーンモードに切り替えることができます。

フルスクリーンモードを終了する

 次のいずれかの操作を行います。
  • Ctrl+L キーまたは Command+L キーを押します。

  • Esc キーを押します (フルスクリーンの環境設定で、「Esc キーで取り消し」を選択している必要があります。これはデフォルトの設定です)。